その1
円湖歩路(マルコポーロ)はサイト管理者 源平うどん創業者佐野薫のペンネームです
MCMだよりの記事が少ないときの穴埋めなどに執筆しています。
会報148号掲載より 平成18年5月 「なりてがいないんだよ」とは食協総会で顔を合わせたいくつかの組合長の言葉である。「麺クラ(当会のことを皆がそう呼ぶ)さんはよくも二年ごとに交替できるよな」と感心する。なかにはチョウがつけば脱腸でも盲腸でもいいという組合長もいないではないが、組織にとってトップの交代がその会の活性化に繋がることは誰もが認識している。 幸いMCMでは代表の交替が一つのシステムとして定着した。過去六代の代表がそれぞれの持 ち味を発揮し幾多の実績を残してきた。これは誰もが外からは見えない、自分も気づかない潜在能力と潜在資質を併せ持っている証である。 役が人を育てるというが、平社員に係長の役がついたとたん数倍の能力を発揮したとの例はサラリーマン社会でよくある現象である。 大場新代表が誕生した。人柄からして彼を取り巻く環境(御輿の担ぎ手)は整っている。また、「なかだ」のれんの先輩、鈴木喬夫元代表幹事を相談役に据えたことも強いアシストとなろう。 政(まつりごと)は継続性があり長いスパンで実現するが、組合の施策は単発である。アイデアを駆使して数多く実施すればよい。 時は夏、浅草三社祭は終わった。次は大場御輿の出番だ。セイヤセイヤセイヤ。 会報142号掲載より 平成17年11月 節分の話であるが、来年のことを言えば鬼が笑うと言う、しかし来年も直ぐそこまで来ているのだから鬼も笑うまい。しかも今回はご当人いや「ご当鬼」についてであるあるからなおさらである。 筆者円湖は今年の節分数日前に、近所のセブンイレブンで一枚の販促チラシを手にして「やっぱりね」と思った。そこには”節分の日に、幸と長寿を願い、清めのそばをどうぞ”のキャッチフレーズで「節分蕎麦320円」「節分二八なま蕎麦二食入り550円」1月30日予約締め切りとなっていた。節分蕎麦と言っても特別なものではなく内容はざる蕎麦となま蕎麦であるが、豆と節分蕎麦の由来をが書かれた紙が入っている。 さて、遡ること6年前の会報第66号(平成11年1月27日発行)に【広めよう古き良き習わし MCM全店で節分そばを】の見出しで、節分そばは、その昔年越しそばと言って邪気を払う清めのそばを食べて立春を迎える習慣があった。この古き良き習わしをMCMの手で復活させるために、情報発信としてのポスターを作って全店に配布した。以来毎年節分が近くなるとポスターを掲示しているが、専門店でもない我が店でも節分に限っては通常の数倍の食数が出る。世の中には年越しそばと違って、この風習が全くと言っていいほど知られていない訳だから、それはポースターを見ての衝動的な注文であろうと考えられる。 天下のセブンイレブンが節分蕎麦のキャンペーンをやることを黙って見ていればライバルであるが、我らもキャンペーンを展開すれば相乗効果が得られる筈である。節分蕎麦の幟を立てることも一策と考えるが、いかが。
某日、某所で某氏と顔を合わせた。 ほんの数分の立ち話のつもりが、世間話から低迷する我が業界の 話へと、気がつけば一時間余に及ぶ立ち話となった。
2ヶ月ほど前に渥美商店の長原氏が「そばやさんは自家製麺である」ことをもっと積極的にPRしてみては、との話があった。
会報148号掲載より 平成18年5月
某日、某所で某氏と顔を合わせた。 ほんの数分の立ち話のつもりが、世間話から低迷する我が業界の 話へと、気がつけば一時間余に及ぶ立ち話となった。
2ヶ月ほど前に渥美商店の長原氏が「そばやさんは自家製麺である」ことをもっと積極的にPRしてみては、との話があった。 |